FIGHTERのマスク部屋

格闘ゲーム『鉄拳』のコミュニティで活動しているマスクマン、FIGHTERのブログです。暇つぶしにどうぞ。

キングアマキンレイ合同オフのはなし

こんにちは。FIGHTERです。

 

本日は私と妻がはじめて高速を使って行った遠征、〝キングアマキンレイ合同オフ〟について綴ろうと思います。

 

えっ?

前回の話はどうなったかって?

 

あのあとのことを妻とどうやって書こうと話し合った結果、

 

「あのはなし、あれが頂点じゃね?」

 

という、妻のありがたい意見により、あれで完結となります(笑)

 

まぁ、あの正月のお話しは確かにあれが最大の見せ場だったなと。

ぶっちゃけあんまり覚えてません他に見どころもないですし(適当)

 

ってことで、今回は違う思い出話を書きます(逃げ)

そして今回もためになるようなはなしは一切ありません(笑)

ただの思い出話です!

 

では、はりきって?どうぞ!

 

※今回はちょっと長めです。よければおつきあいください

 

〝キングアマキンレイ合同オフ〟とは?

 

そもそもこのオフ会、なんなの? ってはなしですよね。

まぁ、ぶっちゃけ見たまんまです(適当)

 

時は『鉄拳6BR』全盛期(何年前の話だろ?)

キング、アーマーキングレイ・ウーロン

この3キャラの使い手が一堂に会して行われた夢のお祭り。

それが〝キングアマキンレイ合同オフ〟です。

 

キング側の主催は我らが鉄塔さん

アマキン、レイ側の主催者は……ごめんなさい、忘れてしまいした(申し訳ない)

……レイは股旅さんだったかな?

 

開催場所は今はなき『新潟POPY』

その鉄拳コーナー、というか、ゲームセンターの一角をまるまる貸し切りにして行われた一大イベントでした。

 

今にして思うとすごいことです。

鉄拳の筐体レンタルがまだ流行っていなかった時代に、ゲームセンターの一角を奪ってしまうのですから(笑)

なんという営業妨害熱量!!

 

参加人数は50人ほど?だったと思います。

当時のユーザー主催のイベントの中では、比較的大きかったのではないでしょうか?

 

まぁ、3キャラの使い手が集まってますからね。

人数もそれなりです。

 

この大きなイベント。

鉄拳大好きマンのFIGHTERにはとても魅力的。

が、当時ここまで遠く(県外)に鉄拳のためだけに行ったことがなく、参加をためらっていました。

 

加えて、妻(当時彼女)も消極的。

新潟まではさすがの彼女にもハードルが高かったようです。

 

しかし、私たちはあることをきっかけに参加を決意します。

そのきっかけとは?

 

大物参戦! ミーハーカップルも釣られるの巻

 

当時、イベントの参加有無はTwitterやLINEではなく、鉄拳プレイヤーによる鉄拳プレイヤーのためのサイト『zexi』で行われていました。

 

『zexi』はいわゆる『mixi』とほぼ同じ機能を持ったサイトで、鉄拳プレイヤーの多くが利用していた最大のコミュニケーションツールでした。

 

私たちももちろん使用していましたし、先日お話しした『覆面衆』のイベントのお知らせなんかも行っていました(覆面衆のHPを見ていない人用)

イベント後には感想日記なんかを書いたりして、皆で読みあったものです。

 

と、話は戻しまして、同じように〝キングアマキンレイ合同オフ〟も『zexi』を利用して参加者を募っていました。

 

私たちも行きたい。

ただ、新潟はハードルが高い。

 

悩み抜いた結果、今回は見送ろう。

そう、2人で決めました。

 

が、その旨をキング側主催の鉄塔さんに伝えるため『zexi』を開いたところ、

 

〝武藤さん、参戦決定です〟

 

目に留まったのはこの一言だけの書き込み。

当時から武藤さんと仲の良いキング使い、なびさんによる書き込みでした。

 

武藤さん、と聞いて今のプレイヤーはときめかないかもしれません。

しかしながら当時は、武藤さんと言えばキング使いにとって〝神〟のような存在でした。

 

武藤さんは確か広島?在中で、関東に住む私たちはなかなかお会いする機会がありません。

また、当時は今ほど対戦動画などが多くなく、武藤さんの動画も〝あるにはあるが、とても少ない〟といった状況でした。

 

めったに見ることができない武藤さんと直接会える。

それはとても魅力なことでした。

 

私達にとってはある意味、芸能人(有名人)と会うことと同意だったからです。

 ですので、この書き込みを見たあと再び2人で悩みました。

 

ハードルが高いことは変わらない。

でも、それ以上に得られるものも多い。

なにより武藤さんが来る。

 

そして結局、この書き込みが大きく私たちの心に響き、オフ会への参加を決意させたのです。

 

いざ行かん! はじめての高速道路! はじめての新潟!

 

出発の日。

いつもと違う空気が社内に流れていました。

何とも言えない緊張感。

 

いよいよ。

いよいよこの日が来てしまった。

 

我々はオフ会前日に出発。

オフ会の前日夜に新潟入りする計画です。

 

移動手段は悩んだ末、愛車のFIT(オレンジ色)

私達にとっては初めての高速道路です。

 

20代前半の私たちにとっては大冒険。

今となってはなぜあんなに緊張していたか不思議ですが(笑)

 

とにもかくにも、出発。

しばらく走らせ、高速道路に突入です。

 

「高速道路は渋滞したらハザード(ランプ)で知らせるらしいよ」

「へー、知らんかった」

「渋滞したらハザードランプ、押してね!」

「任されよ」

 

高速道路完全初心者の会話がこれです。

ってか、車内ではこの話題、高速道路に入るまでに4、5回行われています。

どんだけハザードランプ点けたいねん(笑)

 

と、しばらく走っていると、

 

「あっ!! ああ!!」

 

突然の彼女の言葉にならない叫び声!

助手席でうとうとしていた油断していた私の心臓は驚きのあまり爆発寸前。

 

「ど、どうしたの!? トラブル!?」

「見て!! ハザードランプ点けてる!!」

「……はい?」

 

彼女が指さす先では、確かに前方の車のハザードランプが点灯していました。

それは1台だけでなく、その前も、その前の前の車も皆、ハザードランプを点灯させ、後続車に〝この先渋滞〟を知らせてくれていました。

 

「すごいねー! 本当にハザード点けてるんだー!」

 

謎の感動を味わっている彼女。

その隣で、まだ心臓が落ち着かない私。

 

「ねぇ! はやくうちの車もハザード点けようよ! 初めてはFIGHTERに譲るから!」

 

……いや、もう勝手につけてくれい。

 

なんて思ったことは口に出さず、黙ってハザードランプをつける私。

 

その後も大きなトラブルはなく、(多少の渋滞はありましたが)順調に新潟に到着。

我々の初高速道路は無事に終わりを迎えました。

 

お祭り当日! 〝キングアマキンレイ合同オフ〟!!

 

前日の夜のホテルはその日の運転の疲れもあってか、2人とも死んだように爆睡。

が、寝坊することなく、当日はオフ会会場につくことができました。

 

新潟POPYにつくと、人、人、人!

普段見る親しい顔ぶれから、初めて見るプレイヤーまで、所せましに集まっています。

 

『覆面衆』からもチームリーダーを含め、数名のチームメイトが参加。

新潟と石川のチームメイトが合同オフ会に参加しており、このイベントをきっかけに初めて会えるとのことで参加していました。

 

長野からは後に私の鉄拳の師匠となる野菜キングさんも参加。

そのほか、大勢のプレイヤーが各地から集まりました。

 

もちろん、お目当てであったキング使い、武藤さんの姿も!!(武藤さんは渋滞につかまった影響でだいぶ遅れてきましたが)

 

お世辞にも広いといえない店内(普通のゲームセンターより少し広いくらい?)

そこに集まった人の群れ。

正直、めっちゃくちゃ暑かったです(笑)

 

が、それでも楽しさの方が勝っていました。

今はもう少なくなっていしまいましたが、古き良きゲームセンターの世界がそこにあったのを今でも覚えています。

 

さて、話を戻しましてイベントの内容です。

 

『キングオンリー大会』

『アマキンオンリー大会』

『レイオンリー大会』

『3キャラ合同3on大会』

 

キャラオフらしいラインナップで、とても盛り上がりました。

が、しかし、3キャラ合同大会で、どういう因果か彼女と同じチーム(完全ランダムのくじ引き)

 

もう1人のメンバーはカポエラつかいのオアシスさんでした(今は鉄拳やってないかも?)

 

生粋で強いキング使いのいないチーム。

しかも合同大会なのにキング3体というハンデ。

 

大会は初戦敗退かと思いきや、オアシスさんが強すぎてベスト4くらいまで勝ち進むことができました(凄い)

 

最後は我々の目的であった武藤さんのキングに敗れ終了。

私達的には見せ場もない大会でしたが、とても充実した時間を過ごせました。

 

この大会をきっかけに仲良くなったプレイヤーもたくさんいます。

特にこのイベントがきっかけで『覆面衆』に入ってくれた〝いちろを〟さんとは今も夫婦ともども交流があります。

 

これもまた遠征、というかオフ会の醍醐味ですね。

とても素敵なことだと思います。

 

そしてイベントは無事、大盛況の中幕を閉じたのでした。

 

今は無き思い出の地

 

今でも、あの『新潟POPY』の外観を思い出す日があります。

 

少しくたびれた外観のゲームセンター。

お店の外で売っていた、店長自家製のスタミナ丼。

 

なくなったと聞いたときは、心に穴が開いた気持ちでした。

 

近年、多くのゲームセンターが閉店に追いやられています。

これも時代の流れ、と言われればそれまでかもしれません。

 

ですが願わくば、家庭用ゲームとアーケードゲーム(ゲームセンター)の双方が同じくらい盛り上がるような世界になればいいなと思います。

 

そのために何ができるのか?

私にできることはなんだろう?

小さいことでも力になるならやろう。

 

なんてことを、この合同オフのことを書きながら思いました。

では、本日はこのあたりで!(いつものごとくまとまりなし)

また次の思い出話でお会いしましょう! アディオス!

 

最後に、新潟の思い出を添えて

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